『ISHIGAKI』BOOTH販売しています

【レポート】丸亀市の提案型協働事業報告会で活動報告をしました!

こんにちは、ホームページ担当のとっしゃん(@tossyan753)です。

私たちのグループがつくった丸亀城ボードゲームISHIGAKI(イシガキ)は、丸亀市の提案型協働事業に選ばれた事で、色々と援助をいただき形にする事ができました。

制作費はもちろん、丸亀城の写真やポイントカードのトリビアなど、多くの面で市の協力があったからこそ、完成までこぎつけたと思っています。

そんな1年間の活動結果をマルタスで報告する場をいただきました。

代表の林が発表しましたよ。

丸亀市の提案型協働事業とは

まず、丸亀市の提案型共同事業について。

これは、丸亀市と市民団体や事業者が協働で実施する事業で、各々が単独で事業を実施するよりも満足度や質の向上につなげることを目的としている市の活動です。

詳しくは丸亀市のホームページを見てくださいね。

今回の我々のようなケースでは、以下のような課題がありました。

さぬきファミリーゲーム倶楽部の課題
  • 量産する制作費がない
  • 丸亀城をテーマに作成したが、非公式な扱いになる
  • 認知してもらう機会が少ない

こういった課題を解決するために、この協働事業はうってつけだったんですね。

市と協働でお互いどんなメリットがあったか

今回の協働事業によって、お互いにメリットがあったと思います。

まず我々さぬきファミリーゲーム倶楽部としては、以下のメリットがありました。

さぬきファミリーゲーム倶楽部のメリット
  • ゲームのクオリティアップ
  • 寄付の返礼品、ふるさと納税など流通経路を用意してくれた
  • 市内の学校などに配布、ボードゲームの認知度を上げられた

それでは、順番に見ていきましょう。

ゲームのクオリティアップ

まず、市と連携することで、ゲームのクオリティアップが出来ました。

ゲームを作るまでの最初の最初は、本当に軽いノリでした。

「うちらのボードゲーム作ってみたいですね〜」

「丸亀城をテーマに作ってみようか〜」

こんな感じでスタートしたプロジェクトだったので、試作品は紙にプリントしただけ。

石を運ぶところも、お弁当の仕切りや、おはじき、丸亀城も箱で作られていました笑

↑最初のプロトタイプ

これが市に協力していただいた事で、ビジュアル面が大幅強化!

↑ISHIGAKI完成版

お城感もあるし、プレイヤーのコースターにもうちわのデザインがつきました。

ゆるキャラのじゅうじゅうくんも使わせてもらったりと、とても丸亀城らしい見た目になったと思っています。

これは市と連携した事の大きなメリットですね。

寄付の返礼品、ふるさと納税など流通経路を用意してくれた

続いては、丸亀城への寄付の返礼品や、ふるさと納税などの流通経路も用意していただきました。

これも非常にありがたいお話で、お陰様でふるさと納税では49セットお渡しすることが出来ました。

↑配布実績のスライド

そしてふるさと納税だけではなく、全国12城同盟や、丸亀市の交流都市、市内の小中学校や青い鳥教室などにも配布予定で、ボードゲームや丸亀城の認知を高める事が出来たと思います。

丸亀市側のメリット

続いて丸亀市側のメリットですが、以下の点があったようです。

丸亀市のメリット
  • 全国的な石垣崩落の認知度アップ
  • コロナ禍でも観光に変わるPRが出来た

こちらも順番に見ていきましょう。

全国的な石垣崩落の認知度アップ

丸亀市民なら石垣の崩落はかなり知られていますが、全国的にはまだまだ知名度が低いようです。

丸亀市内のゲームの体験イベントなどで、石垣が崩れていることや、寄付によって復旧を目指している事の発信を効果的に出来たと言っていました。

日本のお城をテーマにしたボードゲームは珍しいので、メディアにもとりあげていただく機会も多く、特に中四国地域には認知が広がったようですね。

市としてのPRに一役買えたのは、我々としてもありがたい限りでした。

コロナ禍でも観光に変わるPRが出来た

あとは、コロナ禍でも観光に変わるPRが出来たところも市にとってのメリットだったようですね。

ご存知の通り、コロナ禍で観光事業はほとんど止まってしまい、市のPRをする機会が激減しました。

↑イベントでISHIGAKIをPR

そんな中、ボードゲームで丸亀城のPRが出来たのは良かったと言っていました。

ふるさと納税や姉妹都市への配布で、全国に丸亀城を認知してもらう機会が持てたみたいですね。

連携する事で良いゲームが出来ました!

ISHIGAKIは丸亀市と連携する事で、本当に良いゲームに仕上がったと思います。

本当にありがとうございます。

今回の発表会は、うちの他に空き家を見学するプロジェクトについても話をされていましたが、これも行政が関わらないとなかなか難しいプロジェクトだったみたいですね。

↑空き家見学プロジェクトの発表スライド

うちの場合はゲームでしたが、他にも市と協力したほうが上手く行きそうなプロジェクトがあったら協働事業に応募してみるのも良いと思います。

以上、発表会のレポートでした!